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document.write('      <TD width="280"><FONT size=2><B>ふたつの修復　　その2<br>　石川光治</B></FONT></TD>');
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document.write('      <TD width="280" align="right"><FONT size=2>08月04日2011年(<font color="#000000">木</font>)</FONT></TD>');
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document.write('      <TD width="280" class="px12"><FONT size=2>もう一つの狛犬一対は、大きく重いものなのでわたくし他３名で先と同様に、先方担当責任者と面会いたしました。当日、大きな広間にその狛犬が置かれていました。<br><br>ざっとこんな感じでした。<br><br>これはもうかなり欠損、剥がれがおびただしい状態で、同行者と相談しながらかなりゆっくりと拝見しました。しばらくのうちに、私の頭の中では修復計画すなわち作業内容となる工程を思い描けました。しかし、さきの欄縁のような進行になりそうでない雰囲気を感じていました。そこで、ご担当の方にこの狛犬についてご説明いただきたく、お訊ねしてみました。すると、<br><br>「この台の裏を見てください」<br>狛犬を載せる台が別に置かれていて、言われるとおり裏返してみました。<br>すると裏には、<br>「昭和十四年十一月　御修補　京都　○○○…○助」と、<br>朱漆で書かれていました。<br>一緒に行った４名のうち私含む2名は、その名前に聞き覚えがあり、わたくしたちは、一気に近しい気分と緊張感を持ちました。ほかの同行者たちも同様でなかったかと思います。この名前のお家は代々にわたって金工の仕事を家業とされてきて、今もそれを続けてられるところです。云えば現当主のお祖父さんが、修復寄進されたということもお聞かせいただきました。わたしたちが、修復があってまたの修復に今回関わることに、なぜか喜びを持ちました。この先の作業中にこの方の修復以前に二回の修復があったことが分かり、作業の困難さも増しましたが、職人さんたちの作業へのモチベーションは落ちることなく、かえって高く進みました。そのおかげで、製作期間が予定より伸びることに私は一人やきもきいたしました。しかし、ご依頼主のご理解のおかげで、作業に全うできましたことに感謝しているところです。<br><br>作業内容はこんなところです。<br>■	欄縁<br>金具取りはずし・木地の補修補強・現状の塗り研ぎ落とし・コクソ・布着せ・地付け・地研ぎ・錆付け・錆研ぎ（この錆付け・錆研ぎの繰り返し）・水摺り・中塗り・中研ぎ・上塗り・蝋色<br><br>■	狛犬<br>現状の塗りの研ぎ落とし（これは長時間の作業となりました）・欠損部、破損部の補修補強（これまたたいそうな傷みが次々出てきました）・コクソ・木地堅め・蒔き地・地研ぎ（蒔き地・地研ぎの繰り返し）・水摺り・中塗り・中研ぎ・上塗り・研ぎ・摺り上げ・金箔押し・彩色<br><br>次回は、欄縁納入時の様子です。<br></FONT></TD>');
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